「知性」は、強い「身体」と「心」に宿る。
志道館学舎は、幼児園から初等部・中等部までを貫く、日本独自の「道」の精神を土台とした、新しいオルタナティブスクールです。
志道館学舎は、知識を詰め込む場所ではありません。
畳の上で、身体を通して「礼」を学びます。

個の力を最大限に引き出し、社会に貢献できる人材を育む。
幼児園から中等部まで「柔道精神」を貫き
私たちは、時代がどう変わろうとも揺るがない、お子様の一生を支える「人間としてのOS」を構築します。
本校では、なぜ「柔道」を教育の柱に据えるのか。
そこには深い教育的意図があります。
【柔道】自己と向き合い「型」から「心」を磨く(内省と礼節)
レジリエンスの育成
「受け身」の習得は、失敗を恐れず、転んでも立ち上がる力を養います。
自他共栄の精神
相手を敬い、共に成長する「礼」の文化を体得。自己抑制力と他者への深い想像力を育てます。
集中力と体幹
伝統的な「型」を通じ、現代の子どもに欠落しがちな姿勢(軸)と高い集中力を養います。

幼小中一貫・発達段階に応じた教育価値
志道館学舎では、12年間のシームレスな環境で、一貫した教育哲学を実践します。
| 部門 | 教育目標 | 教育内容の重点 |
| 幼児園 | 「根っこ」を育てる | 挨拶・靴を揃える等の「生活習慣」と、柔道遊びを通じた「身体の基礎」作り。英語環境での感性育成。 |
| 初等部 | 「探究心」を解放する | 基礎学力を土台に、柔道で心身を鍛え、「なぜ?」を深掘りするプロジェクト型学習(PBL)の実践。 |
| 中等部 | 「自律」を確立する | 自己の特性を理解し、社会と繋がる。 柔道の精神性を活かした自己規律。 |
志道館学舎が目指す教育システム
1.「一斉授業」から「個別最適な学び」へ
志道館学舎は、“勉強”と“学問”を分けて考え、“学問”から逆算して、学問するために必要な基礎知識を“勉強”で習得します。
例えば、柔道で「人を投げる」とはどういう論理なのか?また、この論理を何に応用できるのか?このように、自ら問いを立て、その問いを考えるのが“学問”であり、その問いを考えるには、算数や理科といった基礎学力が必要となってきます。基礎学力を習得するためには“勉強”が必要です。

現在の学校教育で取り入れられている全員が同じペースで全員で同じ内容を学ぶ「一斉授業」ではなく、志道館学舎では、自身が興味を持ったことの“学問”から逆算する「個別最適な学び」を実践します。
※「勉強」と「学問」の違い
勉強 (Study) 学問 (Learning/Scholarship) 主な目的 知識の習得、試験、資格、スキルアップ 真理の探求、問いを立てる、知識の創造 対象 すでに正解があるもの(教科書など) まだ正解がないもの、未解決の問い 受動・能動 比較的受動的(「強いて勉める」) 非常に能動的(問い続ける) ゴール 目標達成(合格、修了など) 終わりがない(一生続くもの)
現行の義務教育「均質で質の高い労働者を育てるモデル」から、「個を鍛え、その可能性を最大限に発揮し、社会と接続するモデル」への転換を目指します。
2.「非認知能力」と「身体性」を重視
テストの点数(認知能力)ではなく、やり抜く力、自制心、他者への共感性といった「非認知能力」を育みことを重要視します。
AI化・デジタル化が進む現代社会だからこそ、運動や武道、体験学習を通じた「身体感覚」を伴う教育は、脳の発達や自己肯定感の醸成に不可欠です。規律や礼儀を重んじつつ、それを「押し付け」ではなく「自分を律する力」として昇華させるアプローチが大切です。
また、基礎体力を養い、「身体知」を高め集中力を持って何事にも積極的に取り組む姿勢、挑戦する姿勢を育みます。
3.「学校」という枠組みの相対化
これからの社会では、「義務教育=学校に通うこと」という固定観念を外していく必要があると考えています。
学校以外の場所、例えばフリースクールやオルタナティブスクール、地域社会での活動も「学び」として公的に認める柔軟性が必要です。
志道館学舎では、「オルタナティブ教育」という概念がもっともっと社会に浸透していくように、教室の中に閉じこもるのではなく、地域の大人や専門家、あるいは海外の人々と日常的に触れ合えるオープンな教育環境を整えていきます。

これからの教育は、「正解を再現する力」ではなく、「納得解を自ら、あるいは他者と共に作り出す力」を育む場所であるべきです。それは、伝統的な価値観(礼節や型)を大切にしながらも、一人ひとりの異なる個性を「異物」とせず「資産」として捉える社会への第一歩でもあります。
志道館学舎のような特定の専門性やフィロソフィー(哲学)を持った新しい教育の形が、既存の公教育を補完し、刺激していく流れが加速することを願っています。
















