今回は柔道の教育的効果についてお話しします。
私自身、約12年間 柔道指導に携わってきた中で、柔道の教育的効能は非常に高いと感じています。

しかし、それは、私の感覚でしかありません。
そこで今日は一つの論文を紹介します。
『知的・発達障害児を持つ保護者を対象とした柔道療育の効果に関する質的研究(小崎亮輔氏 鹿屋体育大学 他)』
この研究は、「柔道療育(※)」に着目し、柔道療育を実施している放課後等デイサービスへ通所している生徒の保護者を対象としたものです。
※柔道療育とは?(論文より抜粋)
現在、206の国と地域で親しまれている柔道は、「柔道療育」と称された新たな活用方法が認知され始めている。療育とは、自立支援や生活能力の向上を目的とした発達支援活動のことであり、柔道療育は通常の柔道の稽古と類似した内容を実施しているのと同時に、柔道場という環境を利用した寝姿勢でのボール遊びや、安全に配慮された指導者とのマンツーマンでの乱取りが事例として紹介されている。
論文によると、柔道療育は身体,精神,社会の三側面において多岐にわたる効果を有することが確認されています。
①身体面
体力や柔軟性,体感の強化,転倒防止といった運動能力の向上が挙げられたほか、喘息や便秘の改善などの体質改善事例も報告された。
②精神面
気持ちの安定や自己肯定感の向上などが確認された。
柔道を通じて被療育児たちが自信や達成感を得てる様子が明らかとなり、さらにチェレンジ精神や忍耐力といった精神的な成長も報告された。
③社会面
自律心や自制心の向上が確認されるとともに、礼儀作法や挨拶といったコミュニケーション能力の発達が確認された。特に、柔道特有の礼儀作法が社会性の発達に大きく寄与していることが示された。
これらは、研究対象である知的・発達障害児だけではなく、定型発達の子にも充分当てはまるものだと考えています。
世にいう三育(知育・徳育・体育)をすべて包括しているのが柔道なのです。

『志道館学舎』では、柔道を通して、子どもたちの健やかな心身を育み、将来心豊かな幸せな人生を歩んでいくための土台をつくる認可外保育園です。
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代表 坂東真夕子























