「保育園選び、何を基準にしたらいいんだろう?」
「毎日忙しくて、家での教育まで手が回らない……」
そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
私たちは、日々お子様をお預かりする中で、教育カリキュラムと同じくらい大切にしていることがあります。
それは、「掃除」や「整理整頓」といった、日々の暮らしの営みです。
「まだ小さいのに、お掃除なんてできるの?」と思われるかもしれません。
実はこの習慣の中にこそ、これからの時代を生きる子供たちに必要な「非認知能力」が詰まっているのです。
1. 「自分の場所を自分で整える」という自立心
志道館学舎では、遊び終わったおもちゃを戻す、読み終わった後の本をちゃんと並べる、といった時間を大切にしています。
「次に使う人が気持ちいいように」「自分が使いやすいように」と考えること。
これは、「自分の環境は自分の手で良くしていける」という、確かな自立心(自己効力感)を育みます。
「できた!」という達成感でキラキラした顔を見せてくれる瞬間は、私たちにとっても何より嬉しいひとときです。


2. 遊びの質が変わる「思考の整理」
「車はこっち、ブロックはこっち」と仲間分けをするプロセスは、算数的な論理思考の基礎となります。
整理整頓は「情報の分類作業」でもあるのです。
一度に遊ぶおもちゃは1種類。飽きたらそのおもちゃを片付けてから、次のものを出す。
それをルールの一つとしています。
環境を整えることで、子供たちの集中力は驚くほど高まります。視界がスッキリすることで、一つの遊びにじっくりと没頭できるようになり、「深く考える力」や「創造力」がしぜんと引き出されていくのです。
3. 「ありがとう」が生まれる社会性の芽生え
お掃除は、一人では大変なこともあります。
その中で「手伝って」「ありがとう」「キレイになったね!」という言葉がしぜんと交わされます。
園生活での掃除・整理整頓は、周囲への思いやりや、集団の中での役割を学ぶ、生きた社会教育の場でもあるのです。




失敗を責めない: 水をこぼしても「ダメでしょ」ではなく、「どうすれば綺麗になるかな?」と一緒に考えます。
プロセスを褒める: 完璧に綺麗にならなくても、道具を手に取ったその意欲を大切にします。
暮らしのすべてが、学びになる。私たちはそう考えています。
保育園は、単にお子様をお預かりするだけの場所ではありません。
日々の何気ないお片付けや掃除の習慣を通じて、一生モノの「生きる力」の土台を築く場所でありたいと考えています。
「家ではなかなか片付けてくれなくて……」というお悩みも、「保育園でもお掃除してるんだってね!すごいね!お家でも一緒にやろうか!」と語りかけることでお子様のお家でのお手伝いの第一歩を引き出せるかもしれません。
先日は、靴箱をピカピカにしてくれましたよ!

一生懸命、拭き掃除をしてくれる子供たちの小さな背中。
その成長を、私たちと一緒に見守っていきましょう!






















