児童文学者 石井桃子さんのことば。
おとなになってから
老人になってから
あなたを支えてくれるものは
子ども時代の「あなた」です
私は今年48歳になりますが、この年齢になってみると前掲した言葉が身に沁みます。
私自身大人になってから様々な経験をして、色んなスキルを身に付けて、多くの人脈も築いてきたけれど、この言葉のとおり、辛い時に自分を支えてくれるもの,根幹になっているのは、子ども時代の「わたし」であることを実感します。

それは子ども時代に、何かを乗り越えてきた経験とかではなく、本当に他愛もないこと、例えば父や母とのちょっとした会話であったり、中学生で柔道を始めてからは、部活の帰りにイモ天(高知県名物)を先輩と一緒に食べたことや、試合の帰りに高知城そばのたこ焼き屋でたこ焼きを食べたこととか、そんな写真にも残っていないような日常風景が私自身を支えてくれていると感じます。

はらっぱ公園で思いっきり走り回ったこと、夕暮れの景色や、園内で柔道に取り組んだこと、先生や友達との会話、、、
『志道館学舎』で過ごす時間が子どもたちにとって、いい思い出となり、大人になった彼ら彼女らを支えてくれるといいな、そんなことに思いを馳せたお盆でした。
株式会社志道館
代表取締役 坂東真夕子
























