9月1日からリニューアルオープンする認可外保育園『志道館学舎』では、柔道教室として園児以外からも生徒を募集します。
“幼児教育”としての“柔道”~元気に挨拶ができる子になる~
志道館学舎 幼児クラスは、柔道・道場生活を通して、「元気に挨拶ができる子になる」ことを目指しています。
挨拶は、コミュニケーションの基礎。大人になってからも、自分の身を助けてくれる習慣です。
柔道場では、常に挨拶をすることになります。
また、志道館学舎 幼児クラスは、子ども達が将来「世の役に立つ人」になる為の礎(いしずえ)を築くことを使命としています。
“砂上の楼閣(さじょうのろうかく)”という言葉がある通り、土台がしっかりしていなければ、大きな建物を建てることはできません。
大きな木ほど、大地の中にしっかりとした根を張っています。
礎(いしずえ)とは、人としての土台・根っこのことを指し、志道館学舎 幼児クラスでは、その礎を下記の様に考えています。
①姿勢を正し、胆力を鍛える
「立腰(りつよう)」という言葉があります。
腰を立てると自ずと背筋が伸び、姿勢がよくなります。
「立腰」は江戸時代の人々の自己鍛錬手法の一つで、“胆力(たんりょく)”の源泉だと考えられてきました
(※“胆力”とは、絶体絶命の窮地にあっても、決して怯まない人間力のこと)。

「立腰」は幼児期から習慣化されるよう指導していくことが重要です。
姿勢を正すにも、勉強も運動も仕事も、集中を持続させるのも体力が必要です。
人間が心豊かに生きるため、何かを成す為にも体力は必須だと考えています。
柔道は身体全体の筋力を使う武道です。道具を使わず、自分の身一つで相手と組み合うことで他のスポーツには得られない身体の強さが培われます。
また、柔道は裸足です。
裸足は土踏まずの形成にも効果があり、足の裏から様々な感覚が伝わってきて脳も刺激されるそうです。

志道館学舎では柔道のみならず様々なトレーニング・身体の動きを取り入れ、楽しさの中で子ども達の基礎体力を高めていきます。
柔道で、体と頭(脳)と心の基礎体力を向上させ、胆力を鍛え、人生のどんな困難にも立ち向かっていけるような芯の強い大人になることを目指します。
〈参照コラム〉
全ては「姿勢」から!〜柔道で胆力を鍛える〜
https://www.bunbuichido.net/shisei/
②柔道精神を培う
柔道には「精力善用(せいりょくぜんよう)・自他共栄(じたきょうえい)」という基本理念があります。
柔道の創始者・嘉納治五郎師範から薫陶を受けた福田敬子先生(講道館九段)は、この基本理念についてあるインタビューでこの様に述べています。
「精力善用」とは自分の心と身体の精力をベストの状態で活用することね。
心身をひとつにして、最善に活用させることが、すなわち柔道なり。
「自他共栄」というのは、人様や社会との融和と協調の心ですね。
わたしたちが協調して生きていくために、心身の力を最も有効につかうべきだと、人間の正しい生き方を嘉納先生は説明してくだすったのです。
柔道はただただ相手を打ち負かすだけの武道ではありません。
柔道修行には、随所にその基本理念が垣間見えます。
「精力善用・自他共栄」の基本理念は、私たちが幸せに生きるための理念・指針でもあると思います。幼少期から柔道を通して柔道精神を培うことは、まさに幸せな人生の礎を築くことになるのではないでしょうか。
〈参照コラム〉
女子柔道のパイオニア・福田敬子九段の生き方に学ぶ
https://www.bunbuichido.net/keikofukuda9/
③規律を学び、よい生活習慣を身につける
普段の稽古で子どもたちに口酸っぱく伝えているのは、「柔道の技は一歩間違えたら大怪我に繋がる」ということです。
だからこそ、先生の話しをよく聞いて、ルールを守って正しく安全に取り組まなければいけません。
柔道を楽しむことはとても大事なこと。しかし、その楽しさも規律・秩序があってこそ。“楽しさ”と“規律・秩序”は相反するものではなく、共存するものです。
また、志道館学舎には「3つの習慣」なるものが存在します。
“よい習慣”は、“よい人生”を送るための土台です。
志道館学舎では、子供のうちから身につけておきたい人生において大切な習慣を「3つの習慣」として、日々の道場生活の中で実践しています。
1、自分から挨拶・返事をする。
2、靴(履物)を揃える。
3、物を大切に使う。
よい習慣がよい人生を形成することは言うまでもありません。

〈参照コラム〉
志道館が考える「躾」とは?
https://www.bunbuichido.net/discipline/習慣が変われば人生が変わる!〜志道館7つの習慣〜
https://www.bunbuichido.net/20190321column/
こんな風に書くと、スパルタ教育を思い浮かべる方も多いかも知れません。
しかし、幼ければ幼いほど幼児は強敵です。
泣いたりぐずったり、頑張ったり頑張らなかったり、道場の片隅で爆睡したり、、、スパルタ教育を施そうにも施しようがありません、、、。
道場に入門したばかりの時には、泣きじゃくっていた子も、いつの間にか色んなことができるようになり、着実に成長していきます。
そんな姿をたくさん見て来ました。
将来の日本・世界を担うたくさんの小さな勇士たちに出会えることを楽しみにしています!
下記概要をご確認の上、体験を希望される方は問い合わせフォームからご応募ください。
開講日時
毎週月曜日・木曜日(祝日は除く)
15:30~16:30(15:15開館/16:50退館)
対象:4歳児(年中)・5歳児(年長)
稽古内容
15:15 来館。靴を揃えて靴箱に入れて、トイレを済ませて柔道衣に着替えます。
※着替えは自分でやります。
| タイムスケジュール | カリキュラム |
|---|---|
| 15:30 | 整列・始めの礼 |
| 15:30~16:30 | アクティビティ,受身,寝技,投技など、楽しく真剣に、全身を動かします。 |
| 16:30 | 整列・終わりの礼 |
| 16:30~16:50 | 清掃・着替え(柔道衣を畳むまで) |
| 16:50 | 退館 |
道場清掃(雑巾がけ)も柔道稽古の一つです。
自分が使った道場を丁寧に雑巾がけします。

※志道館の取り組みは、
文武一道塾 志道館 子どもクラスInstagramもご参照ください。
費用
※金額は税込み表示
〈入門料〉16,500円
〈月謝:週一回〉11,000円
※上記の他に、書籍代(ミッチのあいことば・柔道ことば)1,500円,柔道衣代6,000円~12,000円が必要となります。

※柔道稽古前後は「一時預かり保育」のご利用も可能です。
料金体系はWebサイトをご参照ください。
サイト上には「一時預かり保育」は8:30~17:00までとありますが、柔道教室入門のお子様につきましては、最長18:00まで可能です。

























