体育・柔道

柔道と運動で、どんどん賢くなる!幼児期の運動が“脳育て”になる理由

幼児期の子どもは、体を動かすことが大好きです!
走る、跳ぶ、転がる、そして柔道の動きのように「全身を使う運動」をしている時間は、実は“脳をグングン成長させる時間”でもあります。

「柔道ってまだ早いかな?」
「もっと落ち着いて座って学ぶ方がいいのかな?」
そんな不安を感じる親御さんもいらっしゃるかもしれません。

でも、最新の脳科学が明らかにしているのは、幼児期こそ“体を動かすほど脳が育つ”という事実です!

特に柔道のような

・瞬時に前後左右に動く
・相手に合わせて力加減を調整する
・手と足が別々の動きをする
・即座に反応し応戦する

といった複合的な動きは、脳のネットワークを豊かにし、“学びの土台となる力”を自然に育ててくれるのです。

『脳を鍛えるには運動しかない!最新科学で分かった脳細胞の増やし方(ジョンJ.レイティwithエリック・ヘイガーマン著)』という約10年前に書かれた書籍があります。

この書籍は、運動が単に体の健康のためだけでなく、脳の機能と構造を最適に保つための最高の手段であることを、最新の神経科学の知見から解説した書籍です。 

表紙をめくると、こんな文言が目に飛び込んできます。

運動させた子どもは成績が上がる
運動すると35%も脳の神経成長因子が増える
運動することでストレスやうつを抑えられる
運動で5歳児のIQと言語能力には大きな差が出る
運動する人は癌にかかりにくい
運動を週2回以上続ければ認知症になる確率が半分になる

運動で5歳児のIQと言語能力には大きな差が出る!!気になりますね。
この「運動で5歳児のIQと言語能力に大きな差が出る」という記述は、幼少期の運動が脳の認知発達、特に言語や知性の基盤形成にいかに重要かを示唆するものです。

要約すると、以下の点が強調されています。

幼少期の運動と認知発達に関する要約

運動による神経成長因子の増加
運動を行うことで、脳の神経細胞の成長や機能維持に不可欠な”神経成長因(BDNFなど)”の分泌が大幅に増加します。この因子は、学習や記憶を司る脳の領域(特に海馬)の機能を高めます。

脳の「可塑性」の最大活用
幼少期は脳の神経回路が最も柔軟で活発に形成される【可塑性】が高い時期です。この時期に運動をすることで、脳内のニューロン間の結合(シナプス)がより密になり、認知能力の基盤が強固に築かれます。

IQと言語能力への影響
書籍が言及する研究(シカゴ郊外のネーパーヴィル・セントラル高校の事例など)からも、運動を日常生活に取り入れた子どもたちは、そうでない子どもたちに比べて、テストの成績(特に読み書きや算数)が向上するなど、知的な能力において良い結果を示すことが示されています。

5歳児という早期に運動習慣があるか否かで、後に学習や思考の土台となるIQや言語能力に明確な差が生じるという点は、運動が単なる体力作りではなく、脳の発達を促す教育の一環であることを示しています。

つまり、この本は、幼い頃から運動を取り入れることが、学習能力や認知能力を生涯にわたって高める最も効果的な方法であると主張しています。

運動が脳を育てる!

運動は単に体を鍛えるだけではなく、脳をも鍛え、賢い脳を育ててくれます。

また、運動はセロトニン(気分の安定)、ノルアドレナリン(注意・意欲)、ドーパミン(学習・報酬・注意力)といった重要な神経伝達物質の分泌を増やし、精神状態にもポジティブな影響を与えてくれます。

さらには、運動は脳の各領域の連携を強化し、集中力、記憶力、創造性を高める効果もあります。

柔道や外遊びなど、幼児期の“全身を使った運動”は、体力だけでなく、脳の成長にとっても大切な栄養です。

今日、前受身がうまくできた瞬間も、
お友だちと協力して動いた時間も、
子どもたちの脳の中では確かな成長が起こっています。

私たちは、柔道を通して
“強く、しなやかで、よく学ぶ子ども”が育っていく過程をこれからも丁寧に見守り、サポートしていきます。

たくさん動いて、たくさん笑って、たくさん成長していく子どもたちを、一緒に応援していきましょう。

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