コラム

「人としての土台を育てる柔道」— 坂東真夕子が大切にしている指導理念ー

習いごとを選ぶとき、親御様が一番気になるのは「この先生に、安心して預けられるだろうか?」ということではないでしょうか。

志道館学舎 代表/柔道指導者の坂東真夕子は、長年子どもたちと向き合う中で、“強くなる前に、人としての土台を育てること”を何より大切にして指導しています。

ここでは坂東が大事にしている理念をご紹介します。

「強さ」より前に育てたいのは、“土台となる力”

幼児期から小学生にかけては、柔道の技術以上に生きる力の根っことなる「人としての土台」 が育つ時期。
坂東は、「自分で立ち上がる力」「あきらめずに取り組む姿勢」など、大人になってからも支えになる力を、柔道を通して育てています。

柔道は身体の強さだけではありません。
むしろ“心の成長”があるから、強くなれると坂東は考えています。

• 悔しい気持ちと向き合う
• 小さな「できた」を積み重ねる
• 仲間を思いやる

これらの経験が、技の上達を後押しし、ただ強いだけではなく “強くて優しい子” に育っていきます。

礼儀や挨拶は「信頼される人」になるために

柔道では「礼に始まり礼に終わる」と言われますが、坂東はこの礼を“形”としてではなく、人から信頼され、好かれる人になるための姿勢 として伝えています。

• 挨拶ができる
• 約束を守る
• 自分の行動に責任をもつ

こうした基本が身につくことで、子どもたちはしぜんと自信を育てていきます。

それぞれの「限界の少し先」へ

坂東の指導は、決して無理をさせるものではありません。
かといって甘やかしもしない。
一人ひとりの性格や成長ペースを見極め、その子の限界の「ほんのちょっと先」 を目指します。

その一歩が積み重なると、子どもは自分でも気づかないほど大きく成長していきます。


子どもの指導において、坂東は“叱る”=否定することではない と考えています。
「あなたはダメ」と言うのではなく、行動や態度を丁寧に伝え、改善へ導く叱り方を心がけています。

その子の個性を尊重し、導いていく。
時間はかかるかもしれませんが、可能性を信じ、じっくり向き合っていきます。

枠があるからこそ、個性が輝く

柔道の稽古にはルールがあります。
ルール、と聞くと窮屈に感じられるかもしれませんが、坂東はそのルールを“個性を消すもの”とは考えていません。

柔道の稽古を通して守らなくてはならないことを学び、そこから約束を守る、時間を守る、姿勢を整えるなど「生きる上で守らなければならないこと」にも思いが及びようになります。


枠を知るからこそ、子どもたちの個性が伸び、自由な発想や意欲が力強く育っていくと考えています。

比べる必要はない。「昨日の自分」を超えていく

志道館の稽古では、誰かとの競争を強調しません。
成長の基準はつねに “昨日の自分”

坂東はこう話します。
「他人と比べて落ち込んだり、焦ったりする必要はありません。
一歩でいいから、昨日の自分より前に進めたら、それが成長です。」

この考え方が子どもたちに安心感を与え、長く続けられる理由のひとつになっています。

柔道を通して育てたいのは、勝つことだけを目指す強さではなく、誰かを支え、優しさを持てる強さ
坂東は、これこそが武道の本質であり、子どもたちがこれからの社会を生きていくうえで欠かせない力だと考えています。

目指すのは“強くて、優しい人”なのです。



このようなお声をいただいています。(志道館 保護者様)

● 幼児クラス・5歳 保護者
「初めは人見知りで泣いてばかりでしたが、坂東先生は決して焦らせず、その子のペースで向き合ってくれました。
今では自分から挨拶ができるようになり、家でも約束を守る習慣がつきました。」

● 小学生クラス・2年生 保護者
「厳しいことも言ってくれる先生ですが、子どもは嫌がらないんです。
“坂東先生に褒められたいから頑張る!”と自分から練習にいきます。」

● 長年継続の5年生 保護者
「習い始めてからもう数年経ちますが、柔道の技以上に、心の成長を感じる機会がとても多いです。
困難があっても、自分で立て直そうとする強さが身につきました。」


坂東が大切にしているのは、柔道の上手さよりも、子どもがこれから生きていくための心の土台です。

挨拶や礼儀、約束を守ること。
小さな「できた」を積み重ねて、自信を育てていくこと。
そして、つまずいても自分で立ち上がれる強さを身につけること。

そのどれもが“子どもの成長に本当に必要な力”だと考えています。

叱るときも寄り添うときも、一人ひとりをていねいに見守り、その子のペースで、少しずつ前へ進めるようにサポートする——そんな温かい場でありたいと思っています。


坂東真夕子(ばんどうまゆこ)

志道館学舎 代表/柔道指導者

四ツ谷にある柔道場【文武一道塾 志道館】にて13年間、幼児〜小学生の指導を担当。
“技より先に、人としての土台を育てる柔道” を軸に活動。
柔道の魅力である「礼に始まり礼に終わる」の精神を、日常生活の中で生きる力として子どもたちに伝えている。
子ども一人ひとりの個性を尊重しながら、その子の「限界の少し先」を共に目指す指導スタイルには、保護者の信頼も厚い。

柔道という競技の枠にとらわれず、「体を動かすって楽しい!」「できるって嬉しい!」と心から感じられる場づくりを追求。
厳しさと優しさの両方を持ち、“強くて優しい人を育てる”という理念のもと多くの子どもたちの成長を支えている。

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