~『志道館学舎』は、9月1日にオープンした杉並区補助対象、今すぐ入園できる認可外保育園です~
『志道館学舎』では、保育・教育カリキュラムに“柔道”を取り入れています。
“柔道”は、1882年嘉納治五郎という一人の日本人によって創始されました。
世界の柔道を司る国際柔道連盟には、現在、200を超える国と地域が加盟し、国際的な武道・スポーツとして世界の人々から愛されています。
中でもヨーロッパでは、“柔道”が教育として、競技スポーツとして、フィットネスとして、子どもから大人までが楽しめる武道として認知されているようです。
そんなヨーロッパ柔道連盟のウェブサイトには、「Judo‐More than sports」という言葉が掲げられています。

柔道はスポーツ以上のもの。
私自身も、柔道はスポーツを兼ねることができるが、スポーツは柔道を兼ねることができない。柔道にはスポーツを超越する深みがある、と常々感じでいます。
なぜ、スポーツは柔道を兼ねることができないのか。
「代表的日本人(齋藤孝・著/ちくま新書)」という本に、柔道の創始者・嘉納治五郎師範が取り上げられています。その中にこんな一文がありました。

精力善用、自他共栄という二つの四字熟語が意味するものを、どんなときにも生活の中に生かせるようになっているか。柔道はそのためにあるのだというメッセージが忘れ去られてしまうと、ただのスポーツになってしまいます。
柔道には、「精力善用・自他共栄」という基本理念があります。これは嘉納師範が日本国民に伝えたい思いでもありました。
前掲した書籍にもこうあります。
彼(※注:嘉納師範)はつねに「国民」という観念がありました。国民に何を徹底するのかというと、「精力善用の精神をあまねく国民に徹底せしむること」と考え、その手段として柔道は非常にいいものだと言っています。
〈中略〉
つまり、「武」というものが、日本の文化的輸出品の中で大きなものになっているのです。
残念ながら日本人は、「武」が日本文化の中の最大輸出品目であるという自覚をあまり持っていません。しかし世界の人々は、日本を肯定的に評価する見方のひとつに、日本の「武」の精神を通じた人間形成の文化を挙げています。
柔道は日本古来の伝統的で世界に誇れる文化であり、そこには、先達たちの魂や思いが注ぎ込まれているのではないでしょうか。
そんな柔道に幼少期から触れることで、自ずと日本人としてのアイデンティティが育まれていく。そのアイデンティティは、子どもたちが将来世界で活躍できる人材の土台になるものだと思います。
幼少期に“柔道”で育んだ心技体は、子どもたちが将来世界のどこで暮らそうとも、その人生を支えてくれるものになります。
代表 坂東真夕子
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