『塾と教育』という雑誌(フリーペーパー)があります。
2026年1月号は「2026年度の学習塾業界-TOPはこう読む 第2弾」をメイン記事とし、㈱市進ホールディングス・㈱ナガセ・㈱スプリックス・㈱早稲田アカデミー・㈱城南進学研究会といった業界を代表する企業の社長の皆さまがインタビューに答えています。
このメイン記事もさることながら、興味深い記事がありましたので、一部抜粋して紹介します。
【私教育を1つの力に 高校無償化の影響 高校無償化と日本の教育の危機 子どもの未来を守るために、いま必要なこと(作家 高嶋哲夫)】
少子化が進む一方で、不登校やいじめ、貧困問題、ヤングケアラーの問題など、子どもを取り巻く課題はむしろ増加している。子どもの数が減れば一人ひとりに目が行き届くはずだという、素朴な期待は通用しない。
教育の現場は疲弊し、余裕は消え、行き場を失っている子どもたちも増えている。では何が問題なのか。
時代の変化を考えず、教育の目的が曖昧なまま、制度だけが残っていることにある。偏差値ばかりを礼賛する意識が根強いのも問題だ。(中略)
さらに深刻なのは、「日本の教育が多様性を前提にしていない」という構造的欠陥もある。勉強やスポーツだけでなく、優しさ、器用さ、根気強さ、人の話を聞く力、人を楽しませる力など、これらも立派な才能である。しかし、現状の教育は「均一な優秀さ」「偏差値礼賛」を求める仕組みとして設計されてきた。
これは高度経済成長期には有効だった「発展途上国型教育」であり、個性と創造性が価値を持つ現代には不向きではないか。
その結果、子どもは自分の強み、得手不得手を知る機会を知る機会を失い、学校に魅力を感じず、不登校が増える原因の一つとなるのではないか。その結果大学や企業など、社会全体に早期退学・早期退職の連鎖が生まれている。学校が「自分を知るための場」ではなくなり、「偏差値を上げ」「国の基準に合わせる競争の場」と化してしまったのである。
皆さんはどんな感想を持ちましたか?
私は「発展途上国型教育」という言葉がしっくり来ました。
過去の成功事例に執着し、いつまでも「発展途上国型教育」から脱却できないことが、現代の日本社会をつくり出しているのではないでしょうか?
『志道館学舎 初等部・中等部』では、子どもたちに、自分の得意なこと、興味があることを探求し、予測不能なこれからの社会を生き抜く、自分だけの武器を手に入れて欲しいと考えています。
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代表 坂東真夕子























