志道館学舎では【くぼた式育児法】に基づく脳育プログラムを実施する「くぼたのうけん」をカリキュラムに取り入れています。
くぼた式育児法とは?
脳科学研究の専門知識と、伝統的な子育ての知恵を融合した【賢い脳】を育てる育児法のことを言います。
▪️脳科学に基づいた脳の鍛え方とは?
「脳を鍛える」というのは、具体的には脳の「前頭前野」を鍛えることです。前頭前野は、与えられた膨大な情報をまとめて、どう処理すればいいかを瞬時に決める重要な部分。そのため、「同時に2つのことを行う」「順序立てて物事を進める」「決断する」などの複雑な行動をするときは、この部分が活発に動いている必要があります。くぼた式育児法のカリキュラムは「感覚・認知」「身体」」「手」それぞれの分野から月齢や時期に合った刺激を与えていくことによって、前頭前野の動きを高めていくことを目的としています。前頭前野が鍛えられることによって、「賢い脳」を持った子供が育つのです。
(くぼたのうけん テキストより引用)
鉛筆で線を書く、という行動一つとってもこれだけの工程を踏んでいきます。
・先生が鉛筆を親指、人差し指、中指の間に持ち、ゆっくりと線を引くところを見せる。
・子供が自分から「えんぴつを持ちたい」という気持ちになったところで短い鉛筆を包むように持たせる。
・その上から先生が手を添える。
・クレヨンや鉛筆を持つことに興味を持ってもらえるよう促す。
・興味が湧いてきたら、親指・人差し指を使った2点持ちができるようにする。
・続いて、親指・人差し指、中指を使った3点持ちができるようにする。
ここで重要なのは「正しい持ち方」を教えること。
正しい持ち方で鉛筆などが触れている皮膚が刺激されると、感覚情報が脳に送られ、正しい運動を助けます。
・少し長め鉛筆を用意し、子供の前におきます。自分から掴みにいったところで3点持ちができるよう先生が補佐する。
・紙がずれないように、テーブルに模造紙を貼るなど工夫。
・鉛筆をしっかり持てるようになったら、円や直線を描くトレーニングをする。
・小さい◯より大きい◯の方が描きやすいので、大きめの紙を用意し、先生が手を添えて一緒にかいてあげる。
・慣れてきたら点と点を結ぶ、横線・縦線などにも挑戦する。
自分から「やりたい!」という気持ちになるようにサポート!
このように小さな動作を積み重ねていきます。
1日に全部の工程を実行するわけではありません。
数回に分けて、その子の成長の度合いを見ながら、小さな一歩をつなげてゆくのです。
子供の興味をひきながら「自発的に」取り組めるようにサポートするのが大事!
「上手にかけたね」「すごいね」「もう一つかいてみようか」など子供が嬉しくなる言葉・やる気が出る言葉をかけてあげることも大切です。


だんだんと楽しくなってきたようで「もっとやる!」「これも書く!」とどんどん鉛筆が進みます。
子供が何に興味を持つかを観察しながら次のステップへ
書くことに慣れてきて「もっともっと!!」という様子が見て取れたので、ハサミにも挑戦してみました。
持ち方、使い方などを教えながら、先生が手を添えて補佐しながらハサミを使ってみます。


最初はぎこちない様子でしたが、いつの間にか線に沿って切れるようになっていました。
子供たちはそれぞれのペースで、昨日より今日、さっきより今、とどんどん成長していきます。
園生活の中で成功体験を積み重ねていき、自信を持ってもらいたい。
そんなことも考えながら「くぼたのうけん」のカリキュラムに取り組んでいます。






















